貸別荘という宿泊スタイルは海外では人気かつ一般的で、日本でもここ数年で急速に普及してきています。
そこで本記事では、貸別荘の具体的なイメージと魅力をお伝えし、コロナ禍に合わせた新たな旅行の形をご紹介していきます。
「宿泊費が高そう。」
「ホテルとは何が違うの?」
「コテージヴィラとか色々あってよく分からない。」
このように貸別荘やコテージに対して漠然とした印象を持ってる方でも、本記事を3分ほど見ていただければ今流行の一棟貸しスタイルの宿泊についての理解も深まりますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
貸別荘とは・・・
『一戸建ての家を完全貸切で利用できる宿泊施設』
貸別荘は、読み方をその文字の通り「かしべっそう」と言い、ホテルや旅館とは違い他のお客さんと接触が無く、1日1組のみが完全貸切で宿泊できる施設のことを指します。家族旅行やグループなどの大人数旅行でも、同じ空間で広々と過ごせることが貸別荘の最大の利点です。
日本でも最近では、古民家をリノベーションした貸別荘が多く造られ、地域活性化や新たな観光事業としても注目されている分野です。
それ以外にも貸別荘のタイプは複数あり、クラシックな『戸建てタイプ』や複数のヴィラが連結している『組み合わせヴィラ』『コンドミニアムタイプ』などがあります。
<当サイトで掲載中の貸別荘タイプ>
『戸建てタイプ』
GLAMDAY PORT 海の見える丘(熱海)
熱海の高台にある究極のプライベートリゾート
『組み合わせヴィラ』
インフィニティプール・TV付き温水ジャグジーが完備の貸別荘
『コンドミニアムタイプ』
BRIDGE coastal villa(兵庫県・淡路)
クルーズ船やボートハウスをイメージした貸別荘
原則として食事の提供は無く、各自食材を持ち寄って各々調理するのが一般的となっています。キッチンや調理器具は、用意されていることがほとんどですので、そのような設備を利用して自分たちの好きな料理をするケースが多いです。
一方で、最近では夕食・朝食付きの宿泊プランを用意してある貸別荘も増えていますので、旅行中に料理をしたくないという方は食事付きプランを選ぶとスムーズですよ。
コテージ/ヴィラとは・・・
コテージとは、リビング・バスルーム・ベッドルーム・キッチンなどがそれぞれ分かれていて、ライフラインも既に通っている戸建てを一棟貸しで利用できる宿泊施設を指します。
一般的には、キャンプ場などにある山小屋的なものをイメージする方も多いですが、そのうち泊まる部屋のみの簡易的な設備となっているのが『バンガロー』であり、それよりもグレードが高く、トイレ・キッチンが独立しているものが『ロッジ』と呼ばれています。
実は、コテージやバンガローなどに明確な定義が無く、曖昧な部分も多いため上記内容に『ヴィラ』が入ってくるとより複雑になってしまいます。
◆イメージとしては、下記の図を参考にしてください。
【ヴィラ】
シャワー・トイレ・キッチン・ベッドがそれぞれあり、宿泊施設全体的にハイクオリティな設備が整っている。
【コテージ】
ヴィラほど高級感はないが、同様の設備が整っている。自然豊かなキャンプ場やリゾート地・温泉街などに造られることが多く、汎用性が高い。
【ロッジ】
丸太で造られた山小屋。山に建設されトレイ・シャワーなど生活に必要な設備は整えられている。
【バンガロー】
簡易的な宿泊小屋。木造のものが多く、トイレ・シャワーなどは共同で利用する。
“設備の充実さ”はヴィラが最も良く、普段とは違うワンランク上のひとときを過ごすことができます。コテージでは、自宅と遜色無い生活が可能、バンガローは屋根付きの小屋で寝られるといったイメージでしょう。
<コテージ・ヴィラの一例>
極上のプライベート温水プール付き貸別荘
『ヴィラ②』
Nowhere but Sajima(神奈川)
海辺に佇む極上のデザイナーズ貸別荘
『コテージ①』
三角屋根の貸別荘Villa・Yoshino(長野県)
かわいらしい外観と、人の温かみを感じられるコテージ
『コテージ②』
日相園(神奈川)
相模湖の湖畔で贅沢な休日を過ごすコテージ
それぞれの施設が、宿泊者の用途に合わせて造られています。キャンプをメインとしつつ自然の中で一泊したい方には、充実した設備が不要なためバンガローが最適ですし、都会の喧騒と日常を忘れつつ非日常感も味わいたい方にはヴィラが好みかと思います。
宿泊費用は”設備の充実さ”に比例して変動しますので、一般的にはヴィラが最も高額で、バンガローが1番安価となっています。
各ホテルでも呼び方は異なり、ヴィラとされている場合もあれば、コテージとして紹介されている場合もあります。そこまで明確な定義は無いので、INAサイト(当サイト)ではヴィラ・コテージを総称して『貸別荘』としています。
貸別荘がおすすめな理由
1.完全貸切のため、他の宿泊者と接触する頻度が限りなく少ない
コロナ禍によって、旅行が好きだけど控えてる方も多いのではないでしょうか。国からの行動制限が解除されても、人が多いところはどうしても気にしてしまいますよね。
その点、貸別荘(ヴィラ・コテージ)では、基本的に宿泊施設を利用できる人は1日1組だけですので、
「他の人が触ったものに触りたくない。」
「会話による飛沫が気になる。」
などといった心配をする必要も無くなります。
観光地に行かなくても普段の生活から離れ、貸別荘でゆったりとした時間を過ごし、ひと息つくだけでも日頃のストレスから解放される貴重な旅行となることでしょう。
2.グループ・大人数で宿泊が可能
貸別荘では、2名の利用はもちろんのこと、施設によっては10名以上も宿泊することができます。家族みんなで旅行をしたい方や、複数の友人と久々に会う方などには、最適な宿泊施設といえます。
大きなリビングで談笑したり、プライベートガーデンでBBQをするなど、自宅やホテルでは難しいことを経験できるのが魅力ですね。そしてこのようなことを、自分たちだけのプライベート空間で楽しむことができます。
<大人数で宿泊可能な貸別荘一例>
(定員:2~20人)
千葉にいながらアジアンリゾート気分が味わえるヴィラ
Wellis Villa Awaji(兵庫・淡路島)
(定員:2~20名)
相模湖でBBQも釣りもコテージ泊も楽しむことのできる貸別荘
シーサイド手結 -Seaside Tei-(高知県)
(定員:1~12名)
ジャグジーから太平洋を一望できる貸別荘
この利点は、他の宿泊者の生活音を気にしなくても良いという利点も兼ねています。それによって、旅行中のトラブル軽減にも繋がります。Bluetoothスピーカーが用意されていることもありますので、好きな音楽・家族・友人と誰にも邪魔されない時間を過ごすことができます。(音楽鑑賞などの制限は、各施設の規定をご確認ください)
3.ハイクオリティな生活を気軽に体験できる
貸別荘では、必要な設備やアメニティはもちろんのこと、Wi-Fiや最新電子機器・ラグジュアリーなインテリアなどといったワンランク上の生活が味わえる環境が整えられてます。
ホテルもゴージャスな内装で装飾されていることがありますが、1度に何百・何千人と宿泊可能なホテルでは、部屋1つ1つのこだわりが1日1組限定の戸建て貸別荘と比較すると、どうしても凡庸的になってしまいます。
また、ハイクオリティの別荘を個人で購入するのは、余程の財力がある方のみとなってしまうため、なかなか手が届かない存在ではありますが、貸別荘として1泊または2泊であれば宿泊することが可能となります。
さらに貸別荘は、1棟あたりの費用が○人まで一定という料金設定が多く見られ、複数人で利用すると1人あたりの宿泊費が大幅に下がりホテルや旅館より安くなるなんてことも多々あります。
「貸別荘なんて高くて泊まれない…。」
このように思われている方は、当サイト(INAサイト)で相場感を見てみてください。
貸別荘・コテージ宿泊を200%充実させる便利グッズ
貸別荘宿泊をする際に、持っているとより一層楽しくなる便利グッズはご存知でしょうか。
貸別荘は、ホテルや旅館とは異なる自由な宿泊スタイルなんだね。
だからこそ、事前に準備をしておくと快適な貸別荘旅行が実現できるよ。
下記記事では、貸別荘やコテージの宿泊で役立つ便利グッズを厳選しました。旅行時だけでなく、日常生活においても大活躍間違いなしの商品ばかりとなっていますので、お早めにチェックをしておくことをおすすめします…!!
INAサイトで紹介する貸別荘について
INAサイト(当サイト)では、全国各地にある貸別荘・コテージ中でも最高峰の施設のみをご紹介しています。
選定に際して、根拠や基準を詳しく知りたい方は『貸別荘・コテージの選定基準とランキングについて』をご確認ください。
ベースとしては、筆者が約10年を掛けて宿泊・リサーチしてきた経験・知見を基に貸別荘・コテージを選定していますが、個人的な意見に偏らないよう、そのほか宿泊された方への取材や各旅行サイトの口コミを参考として相対的にランキングを作成しています。
INAサイトでご紹介している貸別荘・コテージは、全て心からおすすめできる施設です。まだオープンから間もない施設で、予約がしやすいこともありますが、多くの貸別荘では1日1組しか利用できないことが多く、半年先まで予約で埋まっていることが往々にしてありますので、気になる施設があった場合には、なるべく早く各予約サイトで空き状況を確認してみてください。