【MAOIQ】
北海道/長沼町
定員 | 1~5名 |
宿泊費 | 58,080円~ |
チェックイン | 16:00~18:00 |
チェックアウト | 12:00 |
連絡先 | 0123-76-9226 |
住所 | 北海道夕張郡長沼町加賀団体 |
設備 | ・wi-fi〇 ・バーベキュー〇 ・駐車場〇(普通車4台分) |
【ご予約はこちら(MAOIQ)】
「日常の、圏外へ。」がコンセプトのMAOIQ(マオイク)。時間や仕事に追われる日常からそっと抜け出して、誰にも邪魔されずに北海道の大自然とおしゃれな空間に身をゆだねる、一棟貸切のバケーションハウスです。自然を眺めながらワインをお供にのんびりと過ごすもよし、オーナーこだわりの音響で音楽や映画を大音量で楽しむもよし。思い思いの贅沢な時間を過ごすための場所、MAOIQの魅力をご紹介していきます。
MAOIQにスムーズにアクセスするためのPoint
1. レンタカーの選び方
新千歳空港から車で約30分、札幌から車で約1時間と、比較的アクセスしやすい場所にあるMAOIQ。今回は12月上旬に新千歳空港から車で向かいました。まずレンタカーを借りる際の注意点として、冬場は必ず4WDのスタッドレスタイヤにしましょう。
当日の天気予報は、雪予報にはなっていなかったのですが、飛行機から見下ろす北海道はすでに雪景色。空港からMAOIQへ向かう国道337号は除雪のおかげかアスファルトが見えていましたが、MAOIQ付近の一本道は雪が積もり、さらに坂があります。予約完了メールの下の方に注意点として「冬場は4WDで」と記載されていることに出発前に気付き、変更しておいてよかったです。2WDだと坂を登れなかったと思います。
2. 地元の方のスピードに注意
次に、北海道はまっすぐな道が多く、地元の方は雪に慣れているためか雪道でもものすごいスピードでした。追い越しされるのはしょっちゅうなので気にしないことと、スピードにつられないように気をつけましょう。
3. 途中からナビよりGoogleマップ
MAOIQ付近になったらナビと併用してGoogleマップで道を確認しましょう。到着時間が遅くなることを電話したところ、スタッフの方からナビだと迷うのでGoogleマップを使うように教えていただきました。驚くことに住所に番地がなく、ナビには「主要部」で登録をします。ラスト300mくらいはナビだと曲がる場所がわかりにくいため、Googleマップがわかりやすかったです。
3棟が立ち並ぶMAOIQエリア。そのシックな外観と最新設備について
いくつか角を曲がると、澄んだ空気に明かりが灯る、素敵な建物が見えてきます。まっすぐ突き当たりに建つのが今回宿泊したMAOIQ、その手間がMAOIQkonfort、さらに手前がmaoiqnokoya、全ての手前にレセプションがあります。レセプションがわからずMAOIQの入口前に車を停めてウロウロしていたら、オーナーが出てきてくれました。
レセプションには看板猫が3匹いるらしいのですが会えずに残念。名前はマオイ、クー、シロイで、普段はレセプションで自由に過ごしているそうです。猫が苦手な場合、事前に伝えれば対応してくださるそうですよ。
MAOIQのルームツアーと押さえておきたい設備機能
車は建物の前に停めて正解だったようで、そのまま室内に案内していただきました。まず目に飛び込むのがヴィンテージ家具が置いてある広い玄関スペースと薪ストーブ。おしゃれで広い空間にテンションが上がる中、1Fのベッドルーム、トイレ、バスルームを案内していただき、薪ストーブを横目に見ながら2Fへ。2Fには広々としたリビングとキッチンがあり、置いてあるワインや燻製ピスタチオ、冷凍庫の中のピザやミートパイは購入することもできます。
ワインは白、ロゼ、赤があり1本3000円前後で、ワイングラスも大きさ違いで揃えてあるためワイン好きにはたまりません。燻製ピスタチオはお土産にする方も多いそうで、濃厚でおいしかったです。
大きな窓に挟まれた階段上の白い壁には、プロジェクターで映像を流すことができます。オーナーがこだわってお金をかけたというスピーカーからは音が部屋全体に心地よく広がり、このくらいの音量までは大丈夫と教えてくださった音量はなかなか家では出せない大きさで、音楽好きなら確実に嬉しいはず。ただリモコンが4つほどあって使い方が初心者には難しいので、必ずここでオーナーに聞いてください。
ちなみにWi-Fiも快適、バスルームの設備も最新でした。バスタブには肩湯とジャグジー付き、シャワーは3つあるうちのひとつのボタンを押すと出ます。回してシャワーを出すことに慣れていると戸惑うのでご注意ください。またバスルームの横にはドラム式洗濯乾燥機もあり、連泊する際に便利です。
本格薪ストーブで優雅なひととき
ルームツアーの後は薪ストーブの使い方を丁寧に教えてくださいました。火は付けていただいたため、薪を入れた後の扉を閉めるタイミングや空気調整レバーの使い方など、素人でもわかりやすかったです。
高い天井にのびる煙突が温まることで、部屋の空気が温まるとおしえていただきながら、勢いよく燃える炎と、空気を調整した後のまろやかな炎を間近で見ることができ、薪ストーブの前から離れたくなくなる気持ちがわかりました。しかも薪ストーブの奥には大きな窓から見える自然の景色。夜はワインを飲みながら、朝はコーヒーを飲みながら、至福の時間が過ごせます。
食材の買い出しに地元スーパーへ
チェックインは16:00〜18:00の間で、先にチェックインをしたためそろそろ夕食の買い出しへ。今回は朝食付きプランにしなかったため、翌朝の食材も一緒に調達しました。朝食付きプランは卵やソーセージとパンなどが冷蔵庫にセットされていて、好きな時間に調理するスタイルのようです。ちなみにチェックアウトは12:00なので、のんびりブランチが楽しめます。
スーパーは車で15分以内に2軒あり、その間にコンビニや居酒屋、ジンギスカン屋さんもありました。オーナーからお魚がおいしいスーパーは「グローブ」と教えていただきまずはそちらへ。閉店が19時なので先に行って良かったです。駐車場は隣の建物で無料でした。そしてお魚コーナーでびっくり、や、安い。東京の1/3程度の価格で鮮魚が販売されていました。もうひとつのスーパー「ラッキー」は21時まで営業していて、ご当地ジンギスカンなどを購入。お刺身やジンギスカンを食べる場合、MAOIQの用意されてる調味料の中にはワサビと七味がなかったので、ご自身で準備をお忘れなく。
<スーパー>フレッシュイングローブ
<スーパー>北雄ラッキー
調味料はオリーブオイル、サラダ油、ごま油、バルサミコ酢、塩コショウ、塩、マジックソルト、胡椒、醤油、料理酒、酢、和風ダシ、コンソメがありました。調理器具や食器もひととおり揃っていて、食洗機もあります。洗い物は流しに置いておいてくれればいいと言われたので、面倒な方は使いっぱなしでもよさそうです。
キッチン設備
調理器具・調味料
今回は冬場のためリビングで食べましたが、5/1〜9/30までは前日までに予約をすればバーベキューセットを3,300円で貸していただけます。夏はバーベキューを北海道の食材で楽しみたいですね。
MAOIQ3施設の宿泊料金と特徴
買い出しや食事をしていたら薪ストーブの火が弱まってきたので、食後は薪を追加して1Fのソファーでゆったり過ごしました。1Fにはトイレとバスルーム、ベッドルームがあるので夜の動線がスムーズです。
MAOIQは、広い敷地内に3つの貸別荘が立ち並び構造となっていて、それぞれ異なる趣と過ごし方を楽しむことができます。ちなみに薪ストーブや隙間の空いた階段があるため、MAOIQには中学生以下の子供は宿泊できず、konfortなら子供OKとのこと。3施設の定員や宿泊料金は下記の通りです。
MAOIQ
ヴィンテージ家具と北欧スタイルが融合した、温かみのある空間を演出(中学生未満のお子様は宿泊不可)
MAOIQ komfort
北欧スタイルのスタイリッシュな空間
maoiqnokoya
作家さんが以前住んでいた、アトリエのような空間
MAOIQ | MAOIQ komfort | maoiqnokoya | |
---|---|---|---|
定員 | 最大4名 | 最大5名 | 最大2名 |
宿泊費(2名利用時) | 52,800円~ | 63,800円~ | 19,992円~ |
【ご予約はこちら(MAOIQ)】
高級ベッドで快適な睡眠とドラマのような幻想的な朝
薪ストーブの前で眠ってしまう前に肩湯とジャグジーで温まりました。アメニティにはバスソルトが3袋あり嬉しい限り。窓から見える雪景色も最高です。キャンドルホルダーも置いてあったので、キャンドルを持っていくことでより心地よいバスタイムが過ごせそうです。
充実したアメニティのご紹介
スキンケアはクレンジング、洗顔、化粧水、美容オイル、乳液、さらにハンドクリームまでボトルで置いてあり、持ち帰ることはできませんが使用できます。気に入ったらレセプションで購入もできるようです。持ち帰れるアメニティは、引き出しの中のMAOIQオリジナルポーチに入っている歯ブラシなどの最低限のアイテム。他に揃っているので十分でした。
右側の鏡を開けるとドライヤーとヘアアイロンが収納されていました。旅先にヘアアイロンを持っていくのはかさばるので、女性には嬉しいポイントではないでしょうか。ワッフル生地のパジャマも人数分あり、冬の北海道かつ窓が大きいため冷えると思いきや、薪ストーブのおかげかものすごく快適で充分でした。寒がりの方でも安心の暖房設備は、薪ストーブの他に2Fには暖房、1Fのベッドルームにはデロンギのヒーターがあり、寒さを感じることなく雪景色に包まれながら過ごすことができました。
ベッドルームは2人ずつの間取り
MAOIQは定員が4名迄となっているのですが、ベッドルームにはシングルベッドが2台、ベッドルームとつながっている小さな空間に2段ベッドが置いてある間取りになっています。シングルベッドと2段ベッドの間にはドアがなくつながっています。大人4人の場合はジャンケンになるかもしれませんが、全てシモンズなので寝心地は最高です。
美しい朝日のもと、朝はゆったりと過ごす
静かな空間でぐっすり眠った朝、ベッドルームから一歩出れば玄関の大きな窓から入る朝日と鳥のさえずりで心地よく目が覚めます。ほのかに残っていた薪ストーブの炎に薪を足し、朝から薪ストーブの前でくつろぎの時間を過ごしたいところですが、午前中は2Fもおすすめ。窓に広がる朝日と草原が壮大で、眺めながら朝食やコーヒーを味わえるのもまた至福のひとときです。広いのでストレッチやヨガもできそう。窓が大きく明るいため、日中は電気をつけずに自然光で過ごせます。美しさに時間を忘れ、これはチェックアウトが12:00で良かったと心から思いました。
MAOIQ宿泊時の事前情報・おすすめ過ごし方
チェックインとチェックアウトの時間まとめ
MAOIQのチェックイン時間は16-18時、チェックアウト時間は12時となっており、他の宿泊施設に比べてのんびりした時間に設定されています。レセプションでスタッフさんが待機してくれていますが、チェックインが18時を超える際と、8時前にチェックアウトを希望される方は事前に連絡をしてくださいね。
MAOIQ近隣のおすすめ施設とアクティビティ
今回はMAOIQの空間を堪能したかったので全て室内で食事をとりましたが、連泊するなら近くのレストランなどにも足をのばしてみたいです。2Fのカウンターテーブルに置いてある冊子の中の「近隣のおすすめ」のQRコードを読み取ると、おいしそうなレストランがたくさん載っていました。
牧場や農園が営むレストランや、フレンチやイタリアンもあり、その他にも喫茶店、人気のパン屋さん、焼き菓子店や完全予約制のプライベートカフェ、ワイナリーやゴルフ場、道の駅や温泉…などなど、魅力的な場所がたくさんあります。旅行に行く前に予約をして出かけ、MAOIQに帰ってくるような過ごし方も楽しそうです。
また、MAOIQ内でオールシーズン楽しめるアクティビティもあります。アイヌに伝わる伝統的な民族楽器「トンコリ」を聞いて実際に弾くことができ、さらにアイヌの羽織を貸りて写真撮影をすれば、北海道の文化にふれる素敵な思い出に。宿泊の1週間前までの予約必須で、定員2名までです。その他にも大自然を肌で感じるアクティビティもあるので、旅行先では、様々な経験してみたい方におすすめです。
<MAOIQのアクティビティ一覧>
「トンコリ」の演奏体験
アイヌに伝わる伝統的な弦楽器でるトンコリ。
作家である二宮さんによる生演奏を聞いて、体験もできる貴重な貴重な機会となることでしょう。
BBQ
屋外で北海道の自然を堪能しながらBBQを楽しめます。
<貸出品>※前日までに要予約
コンロ/焼き網/炭バサミ/木炭3kg/たきつけ
トレッキング
スノーシューを履いて、雪一面の白景色の中を心ゆくまで堪能することができます。
サイクリング
サイクリングツアーで、開放感のある北海道の景色を満喫できます。インストラクターガイドによる丁寧なレッスンがありますので、初心者でも安心して楽しめます。
出典元:MAOIQ公式HP
最後はチェックアウト手続きをレセプションで
タイムリミットがきたため、後ろ髪をひかれながらチェックアウトのためにレセプションへ。もしワインやピスタチオなど飲んだり食べたりしたものがあれば、専用の紙に個数を書いて持っていきレセプションで清算します。鍵はかけずに入口のプレートに置いておけばいいそうです。今回はタイミングが悪かったのかレセプションに人が居らず、オーナーと電話でチェックアウトのやり取りをし、看板猫には会えないまま帰路につきました。
帰り道の景色を見ながらも、すでにMAOIQに戻りたいと思ってしまう心地よさ。真冬の雪道は慣れないので心配ですが、さまざまな季節に訪れたいと思える素敵な空間をぜひたくさんの方に味わっていただきたいです。
【ご予約はこちら(MAOIQ)】