【大山参道ホテル 頂】
鳥取県/大山町
定員 | 2~4名×2室 |
宿泊費 | 50,000円~ |
チェックイン | 16:00~19:00 |
チェックアウト | 10:00 |
連絡先 | 0859-57-5993 |
住所 | 鳥取県西伯郡大山町大山45-5 |
設備 | ・wi-fi〇 ・バーベキュー〇 ・駐車場〇 |
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「大山参道ホテル 頂」のある鳥取県西伯郡大山町は日本四名山に選ばれている「大山」で有名な観光地となっています。 「暮らすように大山の素晴らしさを味わってもらいたい」というオーナーの思いが込められていて、素敵な空間でのんびりと、大自然を感じ、日々の疲れを癒すことができます。日々のご褒美や、特別な記念日などにもおすすめしたい宿です。
本記事では、大山と日本海を望むことのできる贅沢な宿「大山参道ホテル 頂」に実際に宿泊してみて感じたことや魅力をみなさんにご紹介します。
知ってた!?鳥取・大山ってこんなところ!
鳥取県といえば、「鳥取砂丘」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、鳥取県には鳥取砂丘以外にもおすすめ絶景スポットがあるのです。それが今回ご紹介する「大山参道ホテル 頂」のある大山です!
鳥取砂丘は鳥取県東部にあるのに対し、大山は鳥取県西部地方に位置します。大山は自然を目一杯感じられるスポットとして、年間を通して多くの観光客で賑わいます。特に登山やハイキング、キャンプなど、自然のアクティビティが好きな方は必見のスポット!
また、大山は日本四名山に数えられているとともに、日本百景にも選定されており、「東の富士山、西の大山」 とも言われるほど素晴らしい山です! 最高点は剣ヶ峰の 1,729mで、 中国地方で最高峰!登山好きには、是非訪れてほしい山の一つです。
「大山参道ホテル 頂」までは車がベスト!
「大山参道ホテル 頂」は大山の登山口のすぐ近くに位置しています。施設の近く駅はないため、車で向かうのがベストです。 高速道路を使えば、広島や大阪から約3時間、岡山市中心部からは約2時間ほどです。 「溝口IC」を降りた後、県道24号線を大山方面へ向かい、20分ほどで「大山参道ホテル 頂」に到着します。
空路を利用する場合は、最寄りの空港は「米子鬼太郎空港」になります。米子駅と大山をつなぐバスが出ていますので、空港から訪れる場合はバスでも移動が可能です。ホテルもバス停のすぐそばになるため、車はちょっと、、と思われる方や、冬に訪れる場合、雪道が心配という方にはバスで訪れると良いと思います。
施設の敷地内には駐車スペースも用意されています。車移動が苦ではない方にとっては、動きやすさを考えると車がおすすめです。
大山を間近に感じられる贅沢な空間
上記で紹介したように、大山は「日本百名山」や「日本名峰ランキング」にも数えられている魅力ある場所。「大山参道ホテル 頂」は、そんな雄大な大山をとても近くで望むことができ、登山口やスキー場にも近く、大山寺までの参道の玄関口に位置しています。
「大山参道ホテル 頂」の外観は、茶色とクリーム色で、周辺の雰囲気に合った色味になっており、落ち着いた印象を受けます。 大山ナショナルパークセンターや鳥取県立大山自然歴史館のすぐ近くにあり、午後2時ごろに到着すると、観光客の方々がちらほら見受けられました。私が訪れたのは6月上旬でしたので、避暑地でもある大山は、夏に近づくにつれてより多くの人で賑わうかと思います。
建物は4階建で、1階が観光案内所、2階がカフェ、そして3・4階部分が宿泊スペースとなっています。お部屋は3・4階にそれぞれ一部屋ずつ。
3階は和モダンテイストの「Akane」というお部屋。畳敷のリビングスペースと半露天の陶器風呂が特徴で、日本を感じられつつ、おしゃれな部屋となっています。 最上階となる4階はホテルの名前にもなっている「ITADAKI」。カウンターキッチンとラウンドした包まれるかのようなリビングルームが特徴の部屋です。今回私が宿泊したのは、4階の最上階の部屋「ITADAKI」です。
シンプルでおしゃれな室内
チェックインを二階のカフェで済ませ、責任者の方が簡単に施設の説明をしてくださり、4階へ案内してもらいました。 二階のエレベーターの隣には、セルフドリンクバーとスナック・おつまみなどが買える自動販売機が設置してあります。ドリンクは大山の地ビールや地元産のソフトドリンクなど、地元で作られたものが置いてありました。
夕方には周辺施設は閉まってしまいますので、お酒が飲みたい、何かおつまみがほしいと思った際に利用できるのは嬉しいですね。
「ITADAKI」と書かれたドアを開けると、奥には窓越しに素敵な景色が見えます。玄関を進むと、リビングとカウンターキッチン、そして大きな窓の外にはバルコニー、その奥には大山の景色と日本海の海が広がって見えます。
また、心地よいウェルカムミュージックがかかっており、優雅な気持ちにさせてくれます。 室内はとても清潔感があり、シンプルでお洒落。カウンターキッチンとリビング、寝室は繋がっているため、部屋も広く感じられます。かつ、大きな窓から外の景色が見られるので、とても開放感がありました。
リビングには、壁掛けテレビとL字型のソファ、ローテーブルが置かれています。テレビのかかっている壁はやさしいラウンドがきいていて、包まれるようなつくりになっています。ソファは座り心地が良く、幅があるため寝転んでくつろぐのにもとても快適でした。
窓側には電子ピアノが置いてあり、インテリアとしても、とてもおしゃれです。 私は、ピアノは得意ではありませんが、せっかくなので椅子に座ってピアノを少し弾いてみました。上手く弾ける弾けないに関わらず、海が広がる素敵な景色を見ながら音色を奏でるのは気持ちの良いものでした。
充実した設備のキッチン
キッチンは、まるで海外のお家のようなカウンターキッチン。カウンターキッチンと奥の壁の色は光沢のある黒で統一されていて、かっこいいシックなデザインが特徴的です。
一般的なキッチンにある調理器具や、炊飯器、トースター、オーブンレンジなどの調理家電は一式揃っており、夕飯を作るのに使用しましたが、全く不自由なく使用することができました。調味料は塩、砂糖、醤油、胡椒、サラダ油の用意があります。
大山の絶景を独り占めできるバルコニー
室内ももちろん素敵でしたが、やはりなんといっても一番テンションが上がったのは、最上階の客室・バルコニーから見える素晴らしい眺め!! 2階にもカフェがあり、そこからも景色を楽しむことができましたが、4階のお部屋から見る眺望は格別です。
周辺には「大山参道ホテル 頂」よりも高さのある建物がないため、バルコニーに出ていても上からの視線を気にすることなく過ごすことができます。 目の前にある大山と、どこまでも続く日本海を最高のロケーションを独り占めできる最高の宿です。
嬉しいおもてなしでハッピーな気持ちに!
運転で疲れていたので、まず大きなソファに腰をおろし、スピーカーから流れる音楽を聴きながら少しゆっくりすることに。 テーブルの上には、プレーンとショコラのおからクッキー、キッチン奥にはコーヒーのセットと紅茶のセットが用意されていました。
クッキーや紅茶は鳥取・大山で作られているもので、素材にこだわっているものでした。コーヒーは豆が用意されていて、自分達で豆を挽いてドリップするという本格的なコーヒーを楽しむことができました。 コーヒーが好きな私たちにとっては、とても嬉しいサービスでした。
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散歩にピッタリ!お寺までの参道とお洒落な周辺施設
宿でゆっくりとコーヒータイムを楽しんだ後は、大山寺まで続く参道をお散歩しました。食事屋さんや旅館、足湯などが参道沿いにあり、歩いているのも楽しいです。 ホテルから少し行ったとことに、外観からおしゃれさを感じる「モンベルマーケットフレンド大山山道市場」がありました。
大山のさまざまな特産品を取り扱っていて、お土産の購入などに立ち寄るのがおすすめです。 施設内には、焼きたてのパンが食べられる『ベーカリーカフェSANDO』も併設されていて、テイクアウトも可能です。
私達は、夕飯用に米子市内で海鮮やお肉を買っていましたが、美味しそうだったので、大山ソーセージと大山地ビールを3本、明日の朝用にパンを数種類購入しました。 夕方6時にはお店が閉まってしまうので、夕方は宿でのんびりしたいという方は、翌日に立ち寄るのも良いと思います。
気分の上がるカウンターキッチンで夕食作り
キッチンがおしゃれだと料理も楽しくなるというのはまさにこのこと。普段料理をしないパートナーも「こんなキッチンだったらやる気になるわ」と言って一緒に夕飯の準備をしました。 カウンターキッチンなので、料理をしながらテレビが観られるのも良かったです。NetFlixも登録されていたので、お気に入りの海外ドラマを流しながら料理をしました。
お洒落で清潔なキッチン、好きなドラマを見ながらの料理、窓の外からは素晴らしい景色、と最高の3拍子揃った空間での夕飯準備はとても楽しかったです。
バルコニーで景色を眺めながらの贅沢ディナー
バルコニーには、テーブルと椅子が4つ備わっています。建物側に座れば、景色を見ながら夕食を楽しむことができます。椅子に座っても景色はしっかりと見ることができます。
大山地ビールで乾杯し、米子で買った鰹のたたきや大山ソーセージ、焼き野菜などをつまみにお酒を楽しみました。ガスコンロがあったので、外でお肉や野菜、きのこ類を焼いて食べることができました。冬にはお鍋を楽しむのもいいかもしれないですね。
この日は曇りだったのですが、幸運なことに雲の間から、日が落ちて太陽が真っ赤になる様子を見ることができました。辺りには眺望を遮るものは何もないので、夕日が海に沈む様子をはっきり見ることができるのは、この宿の最高のポイントです!
食の選択肢が豊富!バルコニーでBBQや出張フレンチコースも!
私たちは今回お願いしませんでしたが、事前申し込みをすることで追加料金を払えばBBQグリルを借りて、バルコニーでBBQをすることが可能です。大人数であればよりお得になるので、友達同士などの複数人で来る際には、BBQグリルを借りてお手軽にBBQを楽しむのもとてもおすすめです。
また、「大山参道ホテル 頂」は、自炊、BBQ以外にも、食の選択肢がいくつもあります! 今回は食材を買って、自分達で簡単な調理しましたが、せっかくなんだからこんな時は何もせずに過ごしたい、記念日だから豪華な美味しいものを食べたい、と思って旅行する方も多いはず。そうなると、貸別荘はどうしても自炊することが前提のところが多く、だったら旅館にしようか、となる人もいるかと思います。
ですが、ここ「大山参道ホテル 頂」は、出張シェフによるフレンチコースプラン、近隣の提携施設で「大山どり」や「カニ料理」、「地魚のお寿司」などのお料理をいただくプランもオプションで選択することができます。 出張シェフによるフレンチコースプランで普段味わうことのできない贅沢な夕食にするもよし、徒歩3分の場所にある提携施設で「大山豚のお茶しゃぶ」や「大山豚の炭火焼」で地元の食材を堪能するもよしです。詳しいプランは公式ホームページで確認してみてください。
日本海を眺めながらのお風呂タイム
「大山参道ホテル 頂」では、日本海側にお風呂場が設置されているため、湯船に浸かりながら、素晴らしい景色を眺めることができます。日本海側は全面窓ガラスになっていて、美しい景色を思う存分楽しめるようになっています。 景色も素晴らしいのですが、お風呂場の細かな配慮も高級宿だけあって素晴らしかったです。
湯船の広さは、身体全体を伸ばせるくらいの広めの造りになっていて、男性でもゆったりとリラックスすることができます。 また、湯船の頭側の部分は、寄りかかっても楽なようにクッションのような柔らかい素材になっており、長湯しても疲れず、とても快適でした。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは、全てPOLAシリーズの自然由来のものでやさしい香りがしました。 大山町産の入浴剤「大山のクロモジぶろ」を用意してくれていたので、湯船に入れて使用しました。自然豊かな鳥取大山で育てた天然のクロモジを手摘みしたバスハーブだそうで、ハーブのほのかな香りが心地よく、よりお風呂タイムを優雅に過ごすことができました。 個人的にお風呂に浸かってゆっくりするのが好きなので、「大山参道ホテル 頂」のお風呂は、全体的にとてもポイントが高かったです!
充実したアメニティ
洗面所に用意されていたアメニティーも充実しており、備わっているものの質が良かったです。 入浴剤、ボディタオル2セット、綿棒コットン2セット、クシ、カミソリ、歯ブラシ2セット、そして女性用に化粧水、乳液、メイク落とし、洗顔のセットの用意もありました。メイク落とし以外は翌日分もあり、嬉しかったです。
歯ブラシは「竹歯ブラシ」と言われる100%植物由来の再生可能資源を使用したもので、持ち手は竹でできていました。環境に配慮しているものを使用しているという点もとても素敵です。 ドライヤーはパナソニックのナノケア製品で、女性にも嬉しい配慮がされていてとても良かったです。
シモンズ製のベッドで快適な睡眠を
寝室のベッドはシモンズ製品で、快適に眠ることができました。ダブルベッドなので一人で寝るには十分の大きさです。3名まで宿泊可能なので、3名の場合は、エキストラベッドが寝室に追加されます。 寝室とキッチンは移動式扉で開閉可能なので、閉めて寝ても良いですし、そのまま開けっ放しにして、朝の自然な光で目を覚ますのも良いでしょう。
朝起きると、窓から良い景色が眺められるのはとても最高。朝食に前日買っていたパンをトースターで温め、コーヒーを入れてバルコニーで食べました。 朝、もう一度お風呂を楽しんだ後、ソファでくつろぎ、「まだここでゆったりしたいな〜。」と思いながら素敵な宿を後にしました。
大山観光の中心に位置し眺望抜群の「大山参道ホテル 頂」
日本海と弓ヶ浜半島、振り返れば大山の北壁を望める抜群のロケーションにある「大山参道ホテル 頂」。 ワンフロア1組限定という贅沢な空間で、大切な人と過ごすことのできる貸別荘です。
時間や周りを気にせず、まるでそこに暮らしているかのように感じられる空間でした。チェックアウトが近づくと、「もっとここで過ごしたい!」そう強く思いました。また特別な日に来たいと思う宿ですし、友達にも自信をもっておすすめできる宿です。
3階の「Akane」のお部屋も、「Itadaki」とはまたコンセプトの異なる和モダンなお部屋なので、次回機会があり宿泊する際には「Akane」にも宿泊してみたいと思いました。
夏休みなどの大型連休には、予約がどんどん埋まってしまうので、早めの予約がおすすめです。今回私が行った6月はお値段も比較的抑えて行くことができましたので、平日または人気シーズンを避けて行くことのできる方は、人気な日程をずらしてご予約してみてはいかがでしょうか。
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