【THE HOUSE on the beach】
神奈川県/葉山町
定員 | 1~8名 |
宿泊費 | 60,000円~ |
チェックイン | 14:00~14:30 |
チェックアウト | 10:00 |
連絡先 | – |
住所 | 神奈川県三浦郡葉山町 堀内1055-6 |
設備 | ・wi-fi〇 ・ペット〇 ・エステ〇 ・バーベキュー〇 ・駐車場〇(普通車1台分) |
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東京都内からは電車・車で1時間ほど。海に面した最高のロケーションに「THE HOUSE on the beach」があります。白を基調としたお洒落で解放感のある施設で、オーシャンビューを眺めながら心も体もゆったり休めるのが1番の魅力です。
調理家電や器具はひととおり用意されており、バーベキューコンロのレンタルも可能。また、ペットも一緒に泊まることができる宿泊施設になります。今回はそんな大人気コテージ「THE HOUSE on the beach」に宿泊してきて、わかったことや魅力的なポイントをご紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
神奈川県・葉山の海辺に佇む THE HOUSE on the beach
11月下旬、ちょうど秋と冬の境目の紅葉が鮮やかな時期に、神奈川県三浦郡葉山町にあるレンタルビーチハウス「THE HOUSE on the beach」に宿泊しました。
葉山町は逗子市の南に位置しており、湘南や鎌倉・逗子などの人気の観光エリアにも近いです。企業の保養所や別荘などのリゾート地としての特性が強く、昼間は観光客が足を運びにぎわいますが、夜は静かで落ち着きがあります。
葉山といえば、相模湾に面していたり、世界の厳選ビーチ100にも選ばれた一色海岸があったりなど、海や夏のイメージがあるのではないでしょうか。実際のところ町の東側は山に囲まれており、夏は涼しく冬は暖かくて過ごしやすいので、1年を通して観光を楽しむことができます。
施設へ向かいチェックイン
「THE HOUSE on the beach」は都内から車や電車で1時間ほどのところにあり、静岡県のほうからのアクセスも抜群です。車の場合は縦列駐車で2台ほど停められるスペースがあります。観光地をたくさんまわるのであれば車での移動がおすすめ。ただし施設周辺の道幅は車2台ギリギリすれ違えるくらいの広さなので、運転には気を付けてくださいね。
今回は湘南新宿ラインに乗って、逗子駅が到着駅。逗子駅で降り、バスに15分ほど乗って宿泊施設に向かいました。バスは昼間なら10分に1本の間隔で出ているので、交通の便も比較的よいです。
宿泊施設は基本的に14時チェックイン。宿泊当日12時頃にスタッフからチェックイン時間の確認電話がありました。10分ほど遅れるとの電話をしたところ、快く受け入れてくださいました。建物内で注意事項を確認し書類にサインをして、カギを受け取ったらチェックインの完了です。チェックインが15時を過ぎる場合は、キーボックスでのカギ受け渡しになるので、その場合は事前に宿泊施設に連絡をいれるようにしましょう。
宿泊料金は1泊6万円ほど
「THE HOUSE on the beach」は宿泊のみの場合の料金は1泊6万円前後です。繁忙期や土日はもう少し料金がアップします。4人までは同じ料金で、5人以上は一人あたり追加料金11,000円がかかります。最大8人での宿泊が可能ですが、ベッドルームは3部屋ですので、ゆったりと過ごしたい方は6人宿泊までがベストかと思います。
ちなみにこのレンタル邸宅はグループホテルのため、湘南地域に同様の宿泊施設がいくつもあります。気になる方はその他の施設もチェックしてみてください。
<THE HOUSE グループホテル>
神奈川県/葉山
神奈川県/葉山
神奈川県/茅ヶ崎
神奈川県/三崎町
神奈川県/小網代
THE HOUSE on the beach は海外風のおしゃれな造り
「THE HOUSE on the beach」は、エーゲ海に浮かぶ白壁の住宅が特徴的なサントリーニ島を彷彿とさせるおしゃれな建物。玄関をあけると、目に入るのは白を基調とした海外風の内装と小物たち。
建物は1階と2階があり、壁が少なく吹き抜けがあるので心地よい開放感を感じられます。1階の玄関はひらけたスペースになっており、手前にソファが2つ、奥には2名サイズのベッドやバスルームがあります。そしてベッドルームの先には、バーベキューコンロとバスタブが設置されており、海を眺めながら食事やお風呂を楽しむことができるテラスも。
階段を上るとすぐにおしゃれなキッチンカウンターが目につきます。そして男女にわかれたトイレが2つ。日が入らない東側にレースがかかったベッドルームと、日が入り込む西側に大きな窓から海を一望できるベッドルームがあります。
目の前は絶景のオーシャンビュー
この「THE HOUSE on the beach」で、私が1番心を惹かれたポイントは窓から一望できる絶景のオーシャンビューです。この葉山の海を楽しんでもらうために、施設ではカーテンを設置していません。
1階のテラスと2階の角のベッドルームからオーシャンビューを眺めることができます。以前はテラスに階段が設置されており直接海岸に降りることもできましたが、現在は修復中のため使用できません。ですが、玄関から建物をでたら徒歩1分ほどで海岸にたどり着くことができますよ。
私がチェックインした14時ごろは日が傾きはじめており、海面に映し出される太陽の光が美しかったです。若干雲がかかっていたため富士山を拝むことはできませんでしたが、SUPなどのアクティビティを楽しむ人やぽつんと海に浮かぶ鳥居と灯台を見ることができました。
ペットフレンドリーな施設
おうちでワンちゃんや猫ちゃんなどのペットを飼われている方は、全員が家をあけるような旅行にいくことが難しいですよね。「THE HOUSE on the beach」はペットフレンドリーな施設なので、ペットを連れて家族全員で旅行を楽しめます。ただしペットが泊まる場合は、1泊1頭あたり6,000円の追加料金の支払いが必要です。(お支払いは現地での現金払いのみとなります)
宿泊施設で用意してくれるのはワンちゃん用のトイレとフードボール。ペットはワンちゃんを想定していますが、その他の動物も宿泊の相談ができます。ペットと宿泊する際は以下のような注意事項があるので、詳しくは公式サイトを参考にしてください。
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キッチンスペースで美味しい葉山食材を調理
キッチンスペースは黒い大理石でシックな雰囲気で、横並びのカウンターが併設されています。IHコンロと広いシンクがあり、電子レンジ・トースター・ホットプレートなどの調理家電と鍋・フライパンなどの調理器具が揃っています。
実は葉山町は、葉山シラスやわかめなどの海産物と葉山牛や葉山野菜などの農産物の地元食材が豊富。地元の食材をふんだんに使い料理を作るのもおすすめの過ごし方です。調味料は塩・コショウと油しかないので、料理をするときは近くのスーパーで調達してきましょう。
THE HOUSE on the beach の周辺には、ドラッグストア「CREATE」が車で1分の距離に、スーパー「ユニオン」が車で2分の距離にあるため、チェックイン後でも効率よく食材が手に入ります。また、どちらも豊富な品揃えとなっていますが、食材に関してはお肉などの種類が多いユニオンがおすすめですよ。
ちなみに、宿泊中にでた洗い物は清掃の方が後日に洗浄消毒してくれるとのこと。マナーとしてひととおりきれいにしておいて、めんどくさい後片付けを任せられるのもうれしいポイントです。コーヒーメーカーも設置されているので、朝日をあびてオーシャンビューを眺めながらコーヒーを一杯たしなむのもよいでしょう。
女子が憧れる化粧スペース
1階には女子が喜ぶような素敵な化粧スペースがあります。薄いピンクの壁に可愛い金色枠の鏡がかけられており、そこにファンシーな椅子が2脚。その一角は海外ドラマのワンシーンにもでてきそうです。
朝の明るさと波の音で自然と目が覚めたあとに、ここでお化粧をすると、いつもより心なしか可愛いくなれた気がしました。化粧をしたあとは、ぜひ鏡越しに映える写真を撮ってみるのはいかがでしょうか。
THE HOUSE on the beachのアメニティ
アメニティは先ほど紹介した化粧スペースにおかれています。置かれているのは歯ブラシとシャンプー・コンディショナー・ボディソープのバスセット。そしてボディタオルとバスタオル、ドライヤーがあります。
なんと、バスセットはイギリスを代表するアロマブランドのアロマセラピーアソシエイツのアメニティ。三つ星ホテルや百貨店に置かれているほど、有名で高品質なブランドです。実際にお風呂に入る時に使ってみましたが、ほんのり甘い香りのアロマで洗い心地もよかったですよ。
ヘアドライヤーはSALONIAなので、髪の毛が乾くのが早く、さらさらになりました。アメニティはほかの宿泊施設と比べると少なく必要最低限のものだけ置かれています。そのため、ご自身で部屋着や化粧落とし・化粧水などは用意してくださいね。
THE HOUSE on the beach で味わう贅沢な夕食
おしゃれなキッチンカウンターで手作り料理を楽しむのもよいですが、普段は味わえないような、ちょっぴり贅沢な夕食にするのも旅行の醍醐味ではないでしょうか。「THE HOUSE on the beach」で豪華なディナータイムを過ごすなら、
- コンロを借りて、テラスでバーベキュー
- 周辺のレストランを予約する
- プライベートシェフやしゃぶしゃぶセットなどのオプションプランをつける
上記ように3つの選択肢があります。
今回はコンロを借りてテラスでバーベキューをする方法をご紹介します。私は簡単に夜ごはんを済ませてしまいましたが、時間があるかたは、ぜひ仲間や家族とかけがえのないディナータイムをすごしてくださいね。
海を眺めながら楽しくバーベキュー
「THE HOUSE on the beach」では、テラスで海を眺めながら、地元の葉山牛や野菜を使ったバーベキューを楽しむことができます。まず、バーベキューコンロを借りる場合は3日前にメールでの予約が必要です。Web申し込み後に届く施設窓口のメールアドレスに返信し、予約連絡をしてください。バーベキューコンロは11,000円で借りることができ、天候が悪い場合には当日解約も可能です。
設置されているバーベキューコンロは、さまざまな施設で利用されている人気の「Branch Gril」。おそらく型はKAG861で、5~8人くらいで使うのにちょうどよいサイズです。以前に、ほかの宿泊施設で利用したことがありますが、火をおこす必要なく火力の調整も簡単で、蓋をしめて蒸し焼きなどもできました。
前述しました、徒歩10分圏内にある京急ストアやドラックストアで、地元の新鮮な野菜やお肉・お魚を調達すると便利です。ちなみにテラスでのバーベキューは21時までとなっています。周りは住宅に囲まれているので、あまり大きな音はださないよう、節度を守りつつバーベキューを楽しんでくださいね。
THE HOUSE on the beach でゆったり過ごす静かな夜
夜は観光客の足並みも途絶え、一歩外にでると静寂ときらめく星たちがそこにありました。周辺のレストランや居酒屋は遅くても22時頃までの営業で、その後は宿泊施設でゆっくりするのがよいでしょう。
テラスでさざ波の音を聴きながら暖かいお湯につかる
夕食を楽しんだ後、テラスにあるバスタブを利用しました。給湯器をつけてから20分ほど、お湯がタンクにたまるのを待つ必要があるとのこと。給湯器の電源をいれて少したってから、外のバスタブの蛇口をひねりお湯がたまるのを待ちます。開放的な造りとなっているため、バスタブを利用する際は水着の着用が必須です。
11月下旬の宿泊かつ海沿いなので外は少し冷えますが、お湯につかってしまえば寒さは気になりませんでした。葉山の夜はかなり静かで、耳にはいってくるのは波の音だけ。また、前方には灯台や住宅の明かりがキラキラと光っているのが見えます。
夜も朝もテラスのお風呂を利用しましたが、相模湾を眺めながら入るお風呂は普段よりも一段と気持ちが良いです。まれに塩害で、突発的にジャグジー機能が使えなくなる場合もあるとのことでしたが、今回は問題なく利用できましたよ。
大画面プロジェクターでムービーナイト
2階の寝室にはプロジェクターが設置されています。宿に置かれているハングオーバーやファインディング・ニモなどのDVDか、パソコンとプロジェクターをHDMIケーブルで繋げて映画をみることができます。
部屋の電気をすべて消して、クリスマスツリーのライトと電気暖炉だけつけたところ、かなりフォトジェニックでムードのある部屋の完成。プロジェクターなので音質にこだわりのある方には物足りないかもしれませんが、ベッドに寝ころびながらみる大画面の映画は最高でした。
THE HOUSE on the beach の周辺施設やアクティビティ
宿泊の際は「THE HOUSE on the beach」でゆっくりするのもよいですが、周辺を観光したりアクティビティをするのもおすすめです。葉山には公園、カフェ、レストランがいたるところにあり、海も山もあるので観光に困ることはないでしょう。また、宿泊のオプションでビーチヨガやSUPなどのアクティビティ追加することができ、ほかにもタロットや出張ネイルなども用意されています。
今回は宿からほど近い森戸神社と森戸海岸、そして宿に一番近いバス停の目の前にあるカフェ三角屋根にお邪魔しました。森戸神社は1180年に源頼朝公により創建され、約850年の歴史をほこる由緒ある神社です。開運厄除、安産、子授、良縁、恋愛成就などの御神徳があります。
凛とたたずむ白い狛犬がいる大きな鳥居をくぐると、すぐ目の前に神社があり、そこでお参りをしました。神社の脇に赤い橋があるので、そこを渡るとすぐ森戸海岸にでることができます。バーベキューやスポーツをして遊ぶ家族連れや観光客が多くみられました。
森戸海岸を散策したあとは、道路沿いにもどりカフェ三角屋根でコーヒーを一杯いただき、ほっと一息。テラス席の畳の席にすわって、葉山の清々しい朝と暖かいコーヒーを堪能することができました。
その後は後ろ髪をひかれながらも帰路へとつき、振り返ってみると、心の底から「またもう一度訪れたいな」と思える素晴らしいコテージ『THE HOUSE on the beach』と葉山の町並みでした。
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