「NIPPONIA 後川天空農園」の宿の魅力・特徴はなんですか？

丹波篠山の標高500ｍの高地に位置し、約1300年前から奈良・東大寺の荘園として引き継がれてきた美しい棚田が広がる里山集落に建てられた貸別荘です。最大6名まで宿泊が可能で、敷地のそばに建物がないため完全プライベート空間を楽しめます。詳しくはこちらをご確認ください。

バーベキューはできますか？

BBQグリルの用意がありますので、丁寧に管理された美しい棚田を前にして思う存分バーベキューを満喫することができます。基本的な調理器具の用意はされているため、食材や飲み物などを持ち込みして自分好みの料理をお楽しみいただけます。詳しくはこちらをご確認ください。

チェックイン・チェックアウトは何時ですか？

チェックインは15:00-18:00、チェックアウトは11:00となっています。詳しくはこちらをご確認ください。

アクセス情報を教えてください。

大阪・神戸方面から車を利用される方は新名神高速道路「川西IC」から約50分。京都方面から車を利用される方は京都縦貫道「千代川IC」から約45分です。

駐車場はついていますか？

「NIPPONIA 後川天空農園」には、大きな駐車スペースが用意されており、普通乗用車５台まで停めることが可能。宿泊者は昼夜問わず無料で利用することができます。

【NIPPONIA 後川天空農園・宿泊ブログ】一生の思い出となる自然を堪能できる貸別荘

Q: チェックイン・チェックアウトは何時ですか？

チェックインは15:00-18:00、チェックアウトは11:00となっています。詳しくは こちら をご確認ください。

Q: 駐車場はついていますか？

「NIPPONIA 後川 天空農園」には、大きな駐車スペースが用意されており、普通乗用車５台まで停めることが可能。宿泊者は昼夜問わず無料で利用することができます。

【NIPPONIA 後川天空農園】
兵庫県/丹波篠山市

スクロールできます

定員	1~6名
宿泊費	44,000円~
チェックイン	15:00~18:00
チェックアウト	11:00
連絡先	080-4024-2072
住所	兵庫県丹波篠山市後川新田283
設備	・wi-fi〇・バーベキュー〇・駐車場〇（普通車5台分）

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爽やかで新鮮な空気、美しく輝く星空、自然の雄大さと人の温もりを感じられる「NIPPONIA 後川天空農園」。兵庫県の山間に佇み、デジタルデトックスには最適の環境となっていて、心も身体も休めることができる貸別荘です。

本記事では、日本全国から宿泊者の訪れる「NIPPONIA 後川天空農園」に実際足を運び、その魅力や感じたことを素直にお伝えさせていただきます。

NIPPONIA 後川天空農園までの道のりとチェックイン前の準備

場所は兵庫県丹波篠山市。丹波篠山の中でも標高の高い場所に位置し、約1300年前から奈良の東大寺にお米を献上した文化が残る集落に、「NIPPONIA 後川天空農園」があります。大阪駅から阪神高速11号を利用して約1時間。神戸駅からも阪神高速7号を通って約1時間20分と関西を代表する繁華街からのアクセスも良好です。

阪神高速を降りた後は、国道173号を北上していきます。道中にある能勢町の”ファミリーマート”とスーパーの”ショッピングスクエア・ノセボックス”に寄って必要な食材や飲料を揃えてからチェックインをすると、ゆったりと過ごすことができるので効率的ですよ。

施設に着くまでのポイント

もし買い出しを忘れてしまった場合は、約20分の距離にコンビニ・スーパーがありますので、明るいうちに夕食のための食材を調達しておくことをおすすめします。

ちなみに最寄りのコンビニである” ローソン篠山安田店”には、おみやげコーナーがあり丹波の黒豆を使ったロールケーキや、大福なども揃えられていますので、時間に余裕のある方は立ち寄ってみると都会のコンビニには無い楽しさを感じられることでしょう。

「NIPPONIA 後川天空農園」到着時の注意点

緑生い茂る山道を車で走っていくと、進行方向の左側に「NIPPONIA 後川天空農園」の名前と、駐車場の位置を示す小さな看板が目に入ります。気を抜いていると通り過ぎてしまう可能性もありますので、ナビで施設付近となったら徐行しておくと安心です。

駐車場は、看板から約20m先の右手にあります。複数台停めても十分過ぎるほどのスペースがありますので、駐車にも困ることは無さそうです。

全身で自然を感じられる宿泊環境

車を降りると、風によってなびく木々の音と小川のせせらぎが優しく耳に入ってきます。これほどまで自然がそのまま残された場所に貸別荘があるのかと疑いたくなる方もいるでしょう。

車で来た道を少し戻り、「集落くらしの道」と書かれたえんじ色の看板を目印に細い坂道を登っていくと、棚田が目の前に広がります。どこか懐かしさを感じられるその風景は、地主でもあり農家でもある小嶋さんによって美しく保たれています。

私たちが取材にお伺いした日も、お1人で田畑を耕していて、挨拶をすると気さくに話していただけました。小嶋さんにとっても、貸別荘に宿泊する方とお話しすることが喜びとのことで、お互いの信頼関係によって成立している環境なんだと体感することができます。

運動不足の私にとっては、息切れをしてしまいそうなくらいの勾配を更に上がっていくと、10m以上はある木々を背景に、ぽつんと佇む木造の貸別荘をすぐに見つけられます。「今日はあそこに泊まるんだ」という高まる高揚感と期待が入り混じって思わず走りたくなる衝動にかられますが、何とか抑え込みながら少しずつ着実に入口へ向かっていきます。

どこからでも美しい景観を堪能できる貸別荘

玄関前に着くと、そこには綺麗に積み上げられた薪の数々。一体何に使うんだろうと不思議に感じましたが、スライド式のドアを開けるとすぐにその疑問は解決しました。

目に飛び込んでくるのは、鮮やかな青の洋風な絨毯とその上にあるシンプルかつモダンなソファが特徴的なリビングルーム。その先の大きな窓からは、歩いてきた棚田風景と森林の緑が絵画のように広がっています。

景観のための施設設計

玄関とリビングルームの窓は直線状に配置されているため、両方の窓を開けきることで貸別荘内を心地よい風が駆け巡ります。部屋の中にいながら、外にいるような清々を感じることができるでしょう。常に人や車がせわしくなく行き交う都会では絶対にできない設計です。

リビングルームの中心には、天井まで続く大きな暖炉があります。…そうです。玄関先で見た大量の薪は、この暖炉に使うためのものなのです。「NIPPONIA 後川天空農園」には、この本格的な暖炉がリビングとキッチンにも設置されていました。

夏には、心地よい風が入る設計ですが、冬にはしっかりと温かい環境で過ごすことができるよう考えられていますので、年中を通して様々な自然の移り変わりを感じながら貸別荘ステイを楽しめることでしょう。

料理の腕前を振るわずにはいられないキッチン

リビングルームの隣には、カウンター席のあるバーのようなキッチンスペース。夕食の準備をしながら会話をするには、最適な環境であること間違いなしです。料理好きの方は、思わず気合が入ってしまうことでしょう。

土鍋で炊くご飯も「NIPPONIA 後川天空農園」では、当たり前のように体験ができます。同じお米であっても、この環境と雰囲気で食べてみるとより一層美味しく感じられますよ。基本的な調味料は用意がされているため、宿泊時に使用するためだけに購入する必要はありません。

【調味料・調理器具リスト】

	用意のあるもの
調味料	醤油/砂糖/塩/味噌/みりん/油/各種スパイス
調理器具	電子レンジ/フライパン/鍋/オーブン/包丁/まな板/おたまetc…

キッチンには、「De’Longhi」のエスプレッソマシーンが用意されていて、本格的なドリップコーヒーも堪能できます。施設から20分ほどの距離にある、オーガニックスペシャリティコーヒーの焙煎所があり、そこの豆を使用しているそうです。ほど良い苦みとさわやかな香りを楽しみながら、朝の山景色を眺めていると、身体の芯からリラックスできていることを体感できます。

こちらのコーヒーを提供してくれるお店は、カフェとして日本伝統の家屋が立ち並ぶ笹山街道の一角にあり、おしゃれで広々とした店内とテラス席も用意されていますので、気になる方はぜひお帰りの際に寄ってみてください。（「MAGNUM COFFEE」）

開放的なデッキスペースと個性的な寝室

リビングに面する大きな窓の先にはウッドデッキが広がっており、晴れの日には太陽の日差しを全身で浴びながらバーベキューも行えます。屋根付きのスペースもありまので、夏でも快適に外の絶景を満喫しつつ開放的な食事を楽しめます。

ちなみに、施設の隣に本格的なバーベキューサイドを作る計画もあるそうです。天候に関係なくバーベキューを楽しめるよう、屋根付きかつソファも置くことをイメージしていて、貸別荘としての魅力も一段とアップすることでしょう。

趣の異なる2種類の寝室

吹き抜けのリビングにある階段を上がると、それぞれ趣の異なる2つの部屋が用意されています。右手には、まるで秘密基地のような入口が特徴的な和室。大人は頭をぶつけないようご注意ください。

和室は、旅館の一室のようなシンプルかつ高級感のある造りとなっていますが、斜めの天井となっているため、屋根裏のような雰囲気も感じられます。

窓側の障子を開けてみると、こちらからも棚田と山景色を眺められます。オーナーがこだわりをもって設計したこの大きな窓から見る景色は、1階から見える景色とはまた一味違った雰囲気を味わえますよ。

和室の反対側には、寝室かつシアタールームとなる部屋があります。

「NIPPONIA 後川天空農園」の中でも特徴的なこちらの部屋。家族で宿泊の際に、子どもが楽しめる空間として演出されているようです。寝転がって遊べるように床にはカーペットと、壁側にはクッションが並べられています。

プロジェクターを使って、アニメや映画を流せば素敵なミニシアタールームの完成です。スマートフォンと接続して、画面ミラーリングをすることによってYouTubeも大画面で鑑賞できますよ。この部屋だけでもくつろげる環境が整っていますので、宿泊日に運悪く天候が優れなくてもまた一味違った「NIPPONIA 後川天空農園」の魅力を感じられることでしょう。

他の部屋からは、一貫して棚田景色が見られましたが、こちらでは裏側の茶畑が望めます。大人は1階で会話や食事でゆったりと過ごしながら、子どもは2階で楽しんでもらうことで、旅の疲れを癒すひとときを過ごせそうですね。

”天空”の名前に相応しい圧巻の星空

「NIPPONIA 後川天空農園」のある集落には、街灯や店舗などもほとんど無いため、夜になると満天の星空を眺めることができます。車で走っていると気付かないですが、実は標高500mのところに位置していて、空気も澄み渡っていることから通常の夜空よりも近く、美しさも増して見えることでしょう。

宿泊者の中には、普段から綺麗な星空にも慣れ親しんでるはずの東北の田舎住みの方も、ここで一夜を過ごして以降は完全に虜になってしまい、定期的に来られる方もいるそうです。

夜だけでなく、施設の近くには山や森・田んぼだけでなく小川も流れているため、5月中旬~6月にはホタル観賞まで楽しめます。自然の中に佇んでいる施設であり、管理も徹底されていることから、生息している生態系もそのままで、多くの生き物を見られることでしょう。

天然石のお風呂・自然由来のアメニティ

お風呂は複数人で入っても問題ないほどの広さがありました。浴槽は天然石で造られていますが、床は木材を使用してるため木の優しさと温もりを感じられます。

夜には、旅の疲れを癒してくれる最高のお風呂でありながら、朝の入浴も窓から差し込む日光によって1日中元気に過ごすための活力を与えてくれます。

シャンプー・石鹸などのアメニティも自然環境を守るため、全て自然由来のものとする徹底ぶりも感じられます。地元・丹波篠山の素材も多く使われていますので、都心部のホテルでは体験できないその心行きを堪能してみてください。

山の生活を存分に感じられる宿泊プラン

2023年5月現在の宿泊プランは下記の3種類となっています。

＜朝食付きプラン＞

土地の味に出会う、土鍋で炊ける天空農園のご飯とお重の朝食つきプラン
土地の味に出会う、土鍋で炊ける天空農園のご飯と朝食用地産食材つきプラン

＜朝食・夕食付きプラン＞

2ツ星シェフプロデュース、プレミアムBBQセットつきプラン

貸別荘では素泊まりプランが通常ですが、「NIPPONIA 後川天空農園」では、少なくとも朝食は用意をしてもらえるプランとなっています。夕食は自分たちで調理するのもスムーズかと思いますが、翌朝はどうしても疎かになる部分でもありますので、スタンダードで朝食が付いているのは嬉しいポイントですね。

朝食の食材のみを事前に準備してもらうプランと、お重としてすぐに食べられる状態で用意をしてもらえるプランの2種類となっています。約1300年前から奈良の東大寺にお米を献上した文化が残る土地で、山水だけをつかって育てたお米や、集落の黒豆味噌・手作りのお豆腐・季節の漬物等が用意されます。

さらには、兵庫県の芦屋市で2つ星を獲得した「京料理たか木」のオーナーによってメニュー開発されたバーベキューグルメセット付きのプランも選択することができます。

施設からは少し距離がありますが、牛肉専門店で篠山ビーフを手に入れて、”道の駅能勢”で新鮮な野菜やお酒を入手してみても素敵な夕食になるかと思いますので、みんなで意見を出し合ってプランを決めてみると、旅行の楽しさを倍増させてくれることでしょう。

まとめ

「NIPPONIA 後川天空農園」のある里山集落は周囲に７軒しかない集落で、敷地のそばに建物がないため、完全プライベートな空間を楽しめます。都会のせわしない生活から離れてリラックスをしたい方や、デジタルデトックスをしたい方、人間関係に疲れてしまった方に最適な貸別荘となっています。

自然と一体となるその環境には、テレビも携帯もいらないほどです。兵庫の山間に位置していますが、大阪・神戸からのアクセスも1時間程度であるため、長時間運転をする必要もありません。

施設に着いてからは、何もせず時が流れるのを感じ、移りゆく目の前の景色を眺めているだけで心身ともに癒されます。おすすめは5月の田植え時期から秋までの時期となっていて、約1300年前から受け継がれてきた美しい棚田の風景がより一層幻想的に仕上がっているため、一生の思い出と絶景を堪能しながら貸別荘ステイを楽しめるかと思いますよ。