那須高原の「coyado那須」は一棟貸切タイプのコテージで、夫婦や家族、友人同士やカップルなど幅広い方にお楽しみいただけます。子どもから高齢の方までゆったりと過ごせるので、以下のようなケースにおすすめです。
「日常から離れて、緑に囲まれた場所でリラックスしたい」
「子どもと一緒に自然のなかで楽しく過ごしたい」
「自分たちのペースで自由度高く過ごしたい」
「誕生日や記念日の思い出として素敵な滞在にしたい」
「他の利用者との接触なしで安心して旅行したい」
屋外でバーベキューや花火、貸切の天然露天風呂も楽しめます。おうちのような安心感と自然に囲まれた非日常な特別感を味わえるコテージです。
【coyado那須】
栃木県/那須町
定員 | 2~6名 |
宿泊費 | 22,000円~ |
チェックイン | 15:00~21:00 |
チェックアウト | 10:00 |
連絡先 | 0287-73-5851 |
住所 | 栃木県那須郡那須町 高久乙798-88 |
設備 | ・wi-fi〇 ・温泉〇 ・バーベキュー〇 ・駐車場〇(普通車1台分) |
【ご予約はこちら】
広大な山々をのぞみながらcoyado那須へ
ドライブに程よい那須までのアクセス
爽やかな秋晴れが気持ちいい10月末日。那須高原で一棟貸切のコテージがあると聞き、紅葉と天然温泉の露天風呂を楽しみに向かいました。東京からは高速道路を使えば車でおよそ2時間30分、新幹線とバスなら1時間40分ほどのロケーション。遠出して自然のなかで羽を休めたいときに適しています。
のんびりと下道で向かう場合は、国道4号線に沿って北上し、栃木県道で目的地へ。秋の風は少し肌寒いものの、まだ日差しが暑い時期。窓を開けながら車を走らせていると、次第に前方に日光の山岳と那須岳が見えてきます。
那須高原に近づくほど、日光の山岳が左手に流れ、那須岳が大きく見えてきました。高い山々の景色は遠くから眺めるだけでも素晴らしく、これからの滞在に胸が高鳴ります。いつか高い山の近くに住みたい、と思わせる絶景です。
那須の自然を感じながらcoyado那須へ
那須に入ると木々のトンネルのような道を何度も通るなかで、美術館やギャラリー、蕎麦屋、牧場、温泉、ランドやパークの看板がそこかしこに見つかります。また景観を損ねないため、郵便局やコンビニ、ガソリンスタンドなどはカラーが茶色で統一されているのも雰囲気をより感じられました。
県道17号線の那須街道を北へ進み、ココスを通り過ぎて左折の小道に入っていくと、「coyado那須」に到着します。
緑に囲まれたシックな雰囲気のコテージ
澄み切った空気と緑豊かな環境
coyado那須に到着すると、正面から見ると薪置き場の門が印象的で、非日常を感じさせてくれます。駐車場は5台ほどのスペースで無料で利用できますよ。1日4組限定のコテージで、プライベート感満載です。
中に進むと、正面中央に紅葉と案内があります。左手にレセプション(受付/貸切風呂)とウッドデッキ、右手に4つのコテージ。それぞれのコテージには名前とモチーフサインがあります。
プライベートな空間で行われるチェックイン
まずはチェックインのため左手のレセプションに声をかけました。レセプションだけ2階部分の外壁が白いのでわかりやすいです。入口の立て看板の案内にしたがってインターホンを押すと、管理スタッフの男性がコテージへ案内してくれました。チェックインはレセプションではなくコテージ内で行うので、ほかの利用者と会う心配もなく安心です。15時からチェックイン可能で、連絡をすれば予定の時刻を過ぎても問題ありません。
今回宿泊するのは一番奥の「sanbon(さんぼん)」。敷地中央の紅葉と案内板から一番遠く、小さな数段の階段を降ります。写真でも奥に隠れるように位置しているのがわかりますね。「sanbon(さんぼん)」のモチーフサインは連なる山のデザインです。
チェックインの手続きでは以下を行いました。
- 部屋の使い方の説明
- 貸切露天風呂の使用時間の確認
- 禁止事項等の契約書のサイン
- 同行者名簿の受け取り
- 鍵の受け渡し
また、管理人の方がとてもあたたかい雰囲気で、丁寧にバーベキューや花火などの楽しみ方をお話ししてくださいました。何かやりたいことがあれば気軽に相談でき、柔軟に対応してもらえるようです。
宿泊コテージ「sanbon(さんぼん)」の設備・アメニティ
coyado那須ではコテージが四棟あり、それぞれ室内の雰囲気と小上がりの有無が違います。今回宿泊する「sanbon(さんぼん)」は落ち着いたクリーム調の色合いの室内で、小上がりがなくソファが置かれているお部屋です。吹き抜けになっており、1階と2階にわたる大きな窓が魅力で、外の緑が気持ちよく開放感があります。
2階の奥の部屋が寝室でベッドが2台あります。寝室はスライド扉をしめることで落ち着いて眠れますよ。2階の畳スペースにはシングルサイズの布団を4組敷けます。布団類はすべて2階の収納スペースにあり、自分で敷いて使います。
キッチンの調理器具や食器類も充実しており、基本的なものはすべて揃っています。コンロは卓上IHで延長コードも完備。炊飯器のレンタルも可能なので、お米を炊いて食べることができますよ。子ども用に落としても割れない食器やカトラリーがあるのは嬉しいですね。冷蔵庫内には基本の調味調として「塩、胡椒、醤油、酢、一味」があります。
トイレは温水洗浄・温水洗浄機能付きの暖房便座です。寒い季節でもヒヤリとすることなく、清潔で暖かく使えます。水勢や洗浄位置はもちろん、温度設定もできるので快適です。
洗面所と浴室も白を基調として洗練された雰囲気で、気持ちよく使えます。DHCのハンドソープとマーガレットジョセフィンのスキンケア用品、サロニアのドライヤーを完備。浴室はゆったりとした広さがあります。操作パネルはキッチンと浴室の2カ所にあり、温度設定や湯沸かしが可能です。浴槽の栓をしてボタンを押すだけで、湯船にお湯が張られます。「好きなタイミング・時間でゆっくりお風呂に入りたい」という方は、時間制の貸切露天風呂ではなくても内湯でリラックスできるでしょう。
【coyado那須】
アメニティ・設備一覧
共通設備 | ・エアコン(リビング/寝室) ・ザル ・加湿付き空気清浄機(1階)・ボウル ・ヘアドライヤー ・グラス ・温水洗浄便座 ・食器類 ・フェイスタオル ・まな板 ・40インチTV ・包丁 ・bluetoothスピーカー ・サンダル ・DVDプレイヤー ・浴衣 ・無線LAN ・丹前 ・ミニキッチン(流しのみ) ・歯ブラシ ・卓上IHクッキングヒーター ・くし ・ボディソープ ・カミソリ ・オーブンレンジ ・トング ・ドルチェグスト ・おたま ・電気ポット ・冷蔵庫 ・フライパン ・化粧水 ・調理用鍋 ・乳液 ・コンディショナー ・綿棒 ・ハンモック ・コットン ・アウトドアチェア ・傘 ・シャンプー ・菜箸 ・バスタオル ・足ふきマット ・カトラリー |
無料レンタル | ・バーベキューセット ※定員6名/夕食付きプランでは利用不可 ・中古網 ・炭用トング ・パエリアパン(バーベキュー時のみ) ・スキレット(バーベキュー時のみ) ・炊飯器 ・ホットサンドメーカー ・花火用バケツ ・ライター ・PlayStation3 |
有料オプション | ・追加バスタオルレンタル 1枚200円 ・追加フェイスタオルレンタル 1枚100円 ・バーベキュー用新品網販売 1枚200円 ・薪販売 1本100円 |
飲料販売 (アルコール) | ・那須工場製造 エビス 334ml瓶 350円 ・那須工場製造 エビスプレミアムブラック 334ml瓶 350円 ・セレクトワイン フルボトル 赤/白 1,000円〜 ・那須産ワイン 360ml ボトル 赤/白 1,500円 ・日本酒 天鷹 本醸造 瓶 1,000円 |
飲料販売 (ノンアルコール) | ・100%オレンジ/リンゴ 約500ml(ピッチャー)各150円 ・ペットボトルのお茶(麦茶・緑茶・烏龍茶)各150円 ・ドルチェグストカプセル 1カプセル 各100円 |
子ども用品 | ・ベビーゲート ・オムツ専用ゴミ箱 ・ベビーバス ・ダイニングテーブル用高さ調整クッション ・お食事エプロン ・絵本 ・おもちゃ類 ・DVD |
無いもの | ・着火剤 ・炭 |
必要なものやわからないことがあるときなど、御用の際は室内の電話から内線で連絡できます。 受付時間は7:00〜10:00、15:00〜21:00です。21:00以降〜翌朝7:00までは緊急時のみの対応となっています。
coyado那須の開放的なバーベキュー
バーベキューを行う際の下準備
バーベキューをする場合の着火剤と炭、食材は自分で用意する必要があります。車で17分の距離にある「ダイユーエイト 那須高原店」で着火剤と炭、「ヨークベニマル 那須塩原店」で食材を購入しました。最寄りの「ダイユー那須高原店」では着火剤や炭を置いていないので注意しましょう。「ヨークベニマル 那須塩原店」は品揃えがとにかく豊富でおすすめです。
デッキスペースで行うバーベキュー・焚き火
各コテージにはコンクリートデッキのスペースがあり、バーベキューや焚火、花火などを楽しめます。ガーランドライトが設置され、おしゃれな雰囲気です。デッキスペースは敷地内唯一の喫煙スペースでもあります。屋根がついているため、小雨程度なら天候を気にせず利用できます。
敷地中央の紅葉の木から階段を降りた先にある二棟「minami(みなみ)」と「sanbon(さんぼん)」は、デッキスペースの目の前を小川が流れており、特に人気の部屋だそう。小川のせせらぎが耳に心地よいだけでなく、夏にはホタルが姿を見せることも。ほかにも目の前の自然にはリスやムササビなどの野生動物がいて、運が良ければ目にすることができます。可愛らしい偶然の出会いがあればきっと心も癒されるでしょう。
バーベキューのできる季節について
管理スタッフさんに伝えるとバーベキューセットを用意してくれるので、自分で用意した着火剤と炭で火をつけます。なお、公式サイトにはバーベキューセットの貸出について「夏季限定」と記載がありますが、聞いてみると夏の利用を推奨しているだけで夏以外でも貸出可能とのことでした。coyado那須では禁止事項はそれほど多くなく、柔軟に過ごせることが魅力なようです。これまでに12月にバーベキューをした利用者もいたと管理スタッフさんが笑顔でお話ししてくれました。
デッキスペースの利用は21時まで。室内の収納スペースにあるアウトドアチェアを設置して座れば、のんびりと那須高原の空気を感じられます。10月末だと夜は寒いですが、上着を着て火にあたればちょうどよく、むしろ寒いなかでバーベキューや焚火をして暖をとりながら過ごすのに最適だと感じました。
この時期になるとほかの利用者も屋外デッキを利用することは少ないため、自分たち以外の存在を感じることもなく静かなひとときを満喫できます。バーベキューは夏を推奨していますが、個人的には少し肌寒くて紅葉が綺麗な秋の利用をおすすめしたいですね。
宿泊プランを選ぶ際の注意点
なお、バーベキューは「食事なし」の素泊まりプランでのみ利用できます。バーベキューをしたい場合は、宿泊プランで「食事なし」を選択しましょう。「食事あり」の場合、コテージまで夕食と朝食を運んでもらえて、地元食材をたっぷり使った料理をいただけます。指定した時間に届けてもらえて部屋でゆっくり食べられるので、マイペースな時間を過ごせますよ。
焚火をする場合、薪は1本100円で購入できます。バーベキュー台を焚火台として利用可能です。小川のせせらぎと焚火のパチパチという音を聞きながら、語り合う時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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天然温泉の貸切露天風呂
四季折々の楽しみ方があるcoyado那須の貸切露天風呂
チェックイン時に指定した時間枠で、天然温泉の貸切露天風呂を楽しめます。露天風呂があるのはレセプションです。管理スタッフに声をかける必要はなく、時間になればレセプション内にある露天風呂へ行きます。部屋からバスタオルを持参しましょう。
利用者が少しでも長く楽しめるよう、予約枠の時間には間隔がありません。利用は時間厳守です。脱衣所と浴室には小さなデジタル時計があるので、時間を確認しながら湯船に浸かれます。
<貸切露天風呂の予約枠>
夜の予約枠(1時間) | 朝の予約枠(30分) |
---|---|
15:00-16:00 | 6:30-7:00 |
16:00-17:00 | 7:00-7:30 |
17:00-18:00 | 7:30-8:00 |
18:00-19:00 | 8:00-8:30 |
19:30-20:30 | 8:30-9:00 |
20:30-21:30 | 9:00-9:30 |
21:30-22:30 | |
22:30-23:30 |
露天風呂の利用方法とアメニティ
レセプションに入ると、coyado那須のモチーフが出迎えてくれます。右手の奥が貸切露天風呂です。通路の棚にはアメニティやレンタル品があり、自由に持って行けます。
アメニティはカミソリ・ヘアブラシ・コットンセット。レンタル品はDVDから漫画、本、ぬいぐるみなどのおもちゃがあります。子どもと一緒に過ごしやすい工夫が嬉しいですね。
脱衣所はコンパクトで大きな鏡がついています。部屋の洗面所にあるアメニティと同じものがあり、こちらでもスキンケアが可能です。脱衣かごの下にある足拭きマットを自分で敷いて、使用後は洗面台右下に入れます。
開放的な景観に癒される貸切露天風呂
貸切露天風呂はさながら小さな温泉です。洗い場は2つあり、定員は大人3名まで。大きな窓を開けると一面の緑が広がり、自然の空気を感じながらリラックスできます。春は新緑、夏は深まる緑と虫の音、秋は金木犀の香り(9月末〜10月中旬)と紅葉に染まる木々、冬は雪見風呂など季節ごとにさまざまな自然の魅力を感じさせてくれますよ。
洗い場は鏡が大きく、背景にある外の緑を感じながら身体を流せます。シャワーは温度調節が可能で、レバーを上に上げるとお湯を出し続けられるタイプです。シャワーヘッドのお湯当たりは肌に優しくなめらか。子ども用の椅子があり、一緒に入浴しやすいのも嬉しいですね。
湯船の温度はやや熱めで、窓を開けていてもぬるくならないので、寒い季節でもしっかり温まります。深さや広さもちょうどよく、子供と一緒に入るのにも安心です。窓は開閉自由で、開ける場合は虫が入るのを防ぐため網戸をします。
朝風呂は清々しい空気と光がさしこみ、湯気がふわりと立つので気分も和みます。小鳥のさえずりやキツツキが木をたたく音を聞きながらゆったりと湯船に浸かりました。
快適な睡眠からチェックアウトまで
騒音の無い心安らぐ環境で就寝と起床
夜はしんと静かで周囲の音は聞こえません。ベッドも清潔で気持ちよく、ぐっすり眠りにつくことができました。翌日は早朝にすっきりと目が覚め、朝の散歩へ出かけます。朝の那須高原は寒いですが、上着を着れば大丈夫。鳥のさえずりが耳に心地よく、肌で感じる冷たい空気も嬉しく感じるような素敵な時間でした。季節や天候にもよりますが、7時半〜8時頃になると日光がコテージにさしこみ、朝の美しい景色を見せてくれます。
小上がりありの部屋「asahi(あさひ)」の室内
今回泊まることになったコテージは「sanbon(さんぼん)」ですが、小上がりのある「asahi(あさひ)」も宿泊者がいないということで、撮影だけさせていただきました。
「asahi(あさひ)」の特徴としては、落ち着きのある赤と黒の差し色が印象的でした。小上がりがあるので小さな子どもがいる家族や階段の上り下りをできるだけ避けてゆっくり過ごしたい方にも嬉しいですね。窓の配置は1階がテーブル側、2階が小上がり側についており、それぞれの景色を楽しめます。
チェックアウト・coyado那須の予約について
素晴らしいひとときもあっという間に過ぎ、チェックアウトの時間が迫ります。チェックアウトの受付時間は7:00〜10:00。10:00を過ぎると清掃が入るので、ゆとりを持ってチェックアウトをしましょう。帰る準備ができたら部屋の電話から内線で連絡します。チェックアウトの内容は以下の通りです。
- 精算
- 鍵の返却
- 同行者名簿の回収
チェックアウトでは夫婦の女性の方が笑顔で案内してくださいました。お二人ともあたたかい人柄で、お話しするなかで癒されました。
coyado那須は1日4組限定のため、予約が埋まりやすいです。特に1泊2食付きプランは部屋数限定となります。希望の日程で宿泊をするなら、早めのご予約をおすすめします。
【まとめ】coyado那須の総評
バーベキューや天然温泉の貸切露天風呂がある一棟貸しのコテージという期待を持って訪れ、とても満たされた素晴らしい時間となりました。「コロナ禍でも周囲との接触を気にせずにリラックスして特別な時間を過ごしたい」と思ったら真っ先におすすめしたいコテージです。
友人やパートナーとはもちろん、両親や子どもとも訪れやすい環境でした。充実した設備だけでなく、運営管理するご夫婦の人柄も魅力のひとつです。季節ごとに美しく特別な時間を過ごせるコテージといえます。
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【追伸】coyado那須オーナーのコンセプト
coyado那須では、ご夫婦で今年の2月から運営管理を担当。元々はcoyadoのオーナー夫婦が管理、その後別の管理スタッフがついた後、現在のご夫婦が3代目として運営しています。
「以前は地元の岡山でパン職人として23年間働き、20時に就寝、朝2時半に起床する生活をしていました。45歳頃に人生もそろそろ半分くらいかと考え、夫婦でゆったり過ごせる働き方をしたいと考えたんです。寮長の仕事などを見てきましたが、coyado那須の管理スタッフ募集を見つけてこれだと思いました」
2月の那須は雪が多く、今年は2日に1回雪かきが必要だったそうです。でも「雪見風呂は感無量でした」。これから冬になりようやく季節を一周するところ。ゆったりとした時間が流れるcoyado那須であらゆる利用者を迎え入れ、ようやく慣れてきたと微笑んでいました。
「宿泊をしてくれる方の滞在中の時間がより特別になるように」という思いから、利用者目線のおもてなしをされていると仰っていました。
これまでの利用者には、部屋のキッチンでクッキーを焼いた方や、子ども連れで夏に訪れて木に手作りの蜜を塗りカブトムシを捕まえたという方、ビニールプールを持参してプール遊びを楽しむ方も。誕生日や記念日には、事前に相談すればケーキを用意することもできると教えてくれました。お話を聞いていると、利用者の希望を尊重し、特別な時間を過ごせるようにすることを大切にしているのが伝わってきます。
「夫婦で運営のためにしていることは毎日同じだけど、利用者の方にとっては特別な時間。より良いものになるようにということはいつも心がけています」「ここで働く自分達にとっても利用者として関わる方にとっても素敵な良い空間にしたい。そういうスタンスでいることでお金としても返ってくるし、パートさんたちが自主的に綺麗にしてくれるんです。それがcoyado那須のカラーとしてもお客さんに伝わるんじゃないかと思います」
「これからも共有のウッドデッキスペースを喜んでもらえるようなかたちで活用したいです。ゆくゆくはペットの受け入れもできればと考えています(2022年10月時点ではペット受入部屋なし)」
お話を聞いていると、coyado那須を運営するスタンスや働く人たちが素敵な空間をつくっているのだと伝わり、ますます魅力を感じました。利用者には山のcoyado那須と海のcoyadoいわきの両方に滞在している人も少なくないそうです。「ぜひcoyadoいわきにも訪れてみてください」とにこやかに声をかけてくれました。